中古で買ったインサイトの感想

私は不人気で格安になった中古車を買って使い捨てにするという使い方をしています。

今回は13年落ちのインサイト(2010年7月登録)を買ったのですが、2週間経ったので最初の感想を書きます。

 

で、インサイトの感想ですが一言で言うと「ハイブリッドのコストダウンをするだけで力尽きましたね」です。

 

クルマは高額な商品なので何かしらの楽しさとかの演出をするものですが、その種の買った後の満足感が全然感じられません。

 

クルマの馬力って分かり易い魅力のひとつなのに1.3リッターの非力なエンジンを積んでいるとか、
居住性も魅力のひとつなんだけどシートの出来が大昔の日本車がダメダメだった時代から全然進歩していないとか、
細かいところではリアハッチのドアを閉めるための取っ手がないとかが満足感を落としています。

 

非力なエンジンはカタログスペックから想像できていましたが、
シートのできの悪さはまったく予想できませんでした。

前に使っていた2011年式のノートも2004年式のコルトも2011年式のデミオも欧州車レベルのシートになっていたので
2010年式のインサイトのシートが昭和の日本車のレベルのシートだったことに驚きました。

 

もう一つの驚きが塗装です。
13年落ちのクルマなので数ヶ所ゴマ粒ぐらいの大きさで塗装が破けてサビが出ているのですが
サビが出ているところを見ると塗装がすごく薄いです。
塗装の品質が40年前のホンダ車から全然進歩していません。

 

シートの出来の悪さと塗装の品質の悪さは「なんでこうなるの?」という疑問が湧くぐらい進歩がないです。

 

冒頭に書いたように私は不人気で格安になったクルマを選んでいるので欠点があっても笑い飛ばせますが、
新車で買った人はがっかりするでしょうね。

 

インサイトが2009年にフルモデルチェンジしたときに、ホンダファンの購入が一巡した後にぱったり売れなくなって販売台数が低空飛行を続けたのがものすごく納得できました。