今回は他責思考で

何か悪いことが起こると原因は自分にあると考えるか他人のせいだと考えるかを

自責思考とか他責思考とかと呼ぶことがあるようです。(『他責』は造語かも)

 

さて、就職氷河期の世代はバブル崩壊後の不景気のしわ寄せが集中した世代です。

もし就職氷河期の世代がデモとか社会運動とかで「不景気のしわ寄せを押しつけるな」という声を上げていたらどうなっていただろうかと考えることがあります。

 

他責思考で考えたら、今の日本の不景気や閉塞感は就職氷河期の世代が声を上げなかったことも一因ということになります。

 

ここまでは思考実験という感じで書いてみました。

 

さて、ヨーロッパの国が同じような状況になったらデモなどが起きていたと思いますが

就職氷河期の世代が声を上げなかったのはなぜでしょうか。

 

私は就職氷河期の世代が声を上げなかったのは、デモなどを忌避するように教わってきたからだと思っています。

この観点からは日本の教育は間違っていたと思います。