困ったときの陳情先・・・その2

八百屋に魚を買いに行く人はいない。

ラーメン屋に牛丼を食べに行く人はいない。

 

こんなことは当たり前で、

おとなだったら「誰に何をどのように頼むか」を常識として知っているはずなんだけど

政治や行政が絡むときはこの常識を忘れる人が多いように感じます。

 

たとえば給料が安くて困っているというときに、

景気が良くなって給料が上がるような経済環境にすることを政治に頼むのは正しいですが、

給料を上げることを政治に頼むのは間違い(最低賃金や工事単価のように規制されている場合は別)です。

 

前回、「困ったときの陳情先」で自治会長の名前で市役所に頼みに行くと市役所はすごく良く動いてくれたという話を書きましたが、

「何をどのように頼むか」ということをじっくりと考えてから頼みにいっているから良く動いてくれたということもあります。

 

陳情しても全然話を聞いてくれないと感じている人は、話のしかたや頼み方を見直してみると良いと思います。