新たな看板を掲げます
覚えている人はほとんどいないと思いますが私は8年前と12年前に市議会議員選挙に出ました。
このときの選挙では「市民の声に向き合う政治」という看板を掲げました。
8年前と12年前に選挙に出て感じたことですが、
ある程度分かり易い形で問題が顕在化していないと
私の語彙力では問題点を伝えることはできないということを思い知らされました。
8年前と12年前は選挙に出ましたが、
4年前は歳をとって体力が落ちたことと病気で気力が落ちたことで市議選には出ませんでした。
前回諦めた市議選から4年経って周りを見てみるとインフレで経済環境が大きく変わりました。
インフレで多く人の生活が苦しくなり政治に助けを求める声も出始めました。
このように人々がインフレに注目するようになったおかげで私の語彙力でも
経済政策の問題点を伝えることができるかもしれないと思うようになりました。
ということでここから経済政策の問題点を書きます。
さて、アメリカ合衆国と日本でGDPの増加や給料の上昇を比べると
アメリカ合衆国は順調にGDPが増加して給料も上昇してきましたが
日本ではGDPも給料も横ばいかが続いてきました。
アベノミクスを賞賛する人は日本のGDPを虫眼鏡で拡大してGDPが増加しているとか
雇用が拡大しているとかと言うのですが、日本の給料を虫眼鏡で拡大すると
給料は下がっているので経済運営は落第点が続いていたと思っています。
アメリカ合衆国のように経済運営が順調な先進国では物価も上がっていますが、
物価が上がるよりも給料が上がる方が大きいので人々の生活は年々豊かになってきましたが、
日本は経済運営に失敗し続けている国なので人々の生活が年々貧しくなっています。
このように日本は先進国の中で最下位の負け組ですし、負け組になった理由は
いろいろな面で経済政策が悪かったからです。
この「いろいろな面で」というのがポイントです。
何十年も問題点を放置してきて問題が複雑化してしまったせいで「これをやればOK」
という単純な解決策はなくなってしまいました。
複雑な問題に対して何十あるいは何百という切り口でいろいろな解決策を用意しなければいけないと思っています。
いろいろな解決策の中には国でないとできないものや市でできるものなどがあります。
私は49歳の時にリストラで会社を辞めたあとアルバイトを転々としてきたせいで
ブラック企業にもひっかかりましたし、労働基準監督署があまり役に立たなかったとか
労働組合もあまり役に立たなかったという経験をしました。
このアルバイト時代の経験から最低賃金に近い給料で働いている人たちに対して
市で行える施策で給料を上げる施策をいくつも提案できます。
そういうことで物価高で苦しんでいる人に対して給料を上げる施策を提案しますという答を用意しました。
このようなことを考えから「物価高で苦しんでいませんか?」を今回の看板に掲げます。